- 2008-09-05 (金)
- 大人の趣味:中高年から習う楽器とおすすめの音楽
ギターに関しては五線譜が苦手というばあい、TAB譜(タブ譜)というものがあります。
以下にタブ譜の例を示します。
タブ譜はタブラチュア(tablature)という一覧表などを意味するラテン語からきている、古くからある表記方法です。
1┌────────────────┬───────────────┬──────
2├───────────0─1──┼──1────────────┼──────
3├────────0─2─────┼──0────────────┼──────
4├───0─2─3────────┼──2────────────┼──────
5├──3─────────────┼──3────────────┼──────
6└────────────────┴───────────────┴──────
五線ではなく六線になっていることにお気づきでしょうか?
実は、この線1本1本がギターの弦に対応していて、左端の数字が1弦~6弦をあらわしています。
縦の区切り線が小節の区切りになっていますので、そのように見てください。
そして、数字が押さえるフレットをあらわしていて、0は開放弦を意味します。
最初の小節はハ長調(C)の音階を表していて、2小節目はドミソの和音(Cのメジャーコード)を表しています。
どうですか?
これなら簡単に譜面とフレット上の指の位置が一致しますよね。
ただし、便利だからといってTAB譜(タブ譜)だけに頼らないようにしましょう。
五線譜と対照して見るようにすることで、音符とフレット上のポジションの関係を覚える助けになるからです。