- 2008-09-03 (水)
- 大人の趣味:中高年から習う楽器とおすすめの音楽
次に、楽器を使い、曲を弾く時に最初に覚えることは楽譜の読み方を練習するということが基礎的な練習が必要になります。
そして譜面を読むの基礎といえば、まず「音符」をおぼえることです。
もちろん、音符や楽譜をおぼえなければ、楽器を弾くことができない、というわけでもありません。
有名なジャズピアニスト、エロール・ガーナーも楽譜は読めなかったそうです。
しかし、ジャズピアニストとして成功できたのは楽譜を読めること以上に演奏に関する才能があったからに他なりません。
曲全体を通して演奏する場合に、次はどの部分を演奏するのかわからなくなったり、次に弾く音が思い出せなくなったときのために、音符の読み方をおぼえておく必要があります。
楽譜を読むというのは、音符を見てメロディーを歌えるとかそういう意味ではありません。
音符を見て、次はどの音を弾けばよいのかがわかるようになるということです、いい換えれば譜面と楽器の対応を身に付けるということです。
先にも書きましたが、最初から通してなら弾けるのに、「曲の途中から」では弾けないということはどうしておきるかといいますと、毎日楽譜を見ながら練習していたはずなのに、実際は音符を「見て」いるだけで、「読んで」はいなかった、ということになります。
どの楽器も「演奏」するために曲を覚え、曲を弾くために楽譜を読むわけです。
最初に覚える音符は、演奏に直結した右脳的な読み方、視覚的なイメージ付けをするとよいといわれています。
たとえばピアノであれば、五線譜の上で「ド」の音符を覚えるよりも、「鍵盤のドの位置」を覚える、といった訓練法が、曲を奏でる上で、「音符を見る」のではなく、「音符を読む」ということになります。
音楽も独学で覚え楽しむ方法もありますが、基本の基本の部分はちゃんと、正式な方法で覚える方が後々楽になります、というか、自己流が身に付いてからで正式な方法を覚えるのは何倍もの苦労が必要だからです。
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