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ハワイアンキルトの作り方の基本

ハワイアンキルトの模様は、一般的に幾何学模様のアップリケにウエイブしたもので、アップリケの回りからさざ波の2~3mm幅に縫い目模様があります。
その由来は、木陰に干してあった白いシーツにレフアの木の葉が透けて見えて、その美しさをキルトに表したという言い伝えがあるのです。
西洋の宣教師がハワイに上陸し、その妻達によって裁縫の技術がハワイに伝えられ作られ始めた当時は、白い布地に色のついた布地を乗せて作られていましたが、現在では様々な組み合わせで作られているようになりました。
土台となる布はキルト芯を使い、土台布に花や木などの形(モチーフ)となる布を縫いつけますが、このときキルト芯と裏布も一緒に縫い合わせるのです。
このようにして、ハワイアンキルトは、キルト芯を含めても最低3枚の布を1度に縫い合わせることになるので、素材は綿100%の適度に薄い生地が適しているのです。
縫い合わせの「ズレ」にも気をつけるようにします。
ハワイアンキルトでは

1.モチーフのきわを縫って行く「落としキルト」
2.モチーフの中に模様を作る「モチーフ内キルト」
3.外側を飾る「ウエーブキルティング」

という風に、キルティングの作業の工程で違った呼び名があります。
しかし、縫い方としては3つとも全く同じです。
その縫い目間隔は2~3ミリとなります。
ハワイアンキルトの特徴である「ウエーブ」は水面に花を落としたときに出来る波紋のような形にキルティングしていきます。
そして、最後はバイヤステープをたてまつりで止めて仕上げます。

キャシー中島の「アロハ!ハワイアンキルト」

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