- 2009-07-10 (金)
- 大人の趣味:パワーストーンの種類・効果
パワーストーンとは、特殊な力が宿っていると信じられている石のことです。
古来より、人々は、天然石や鉱物に特殊な力があると信じ、様々な形で用いてきました。
古代文明では、儀式や地位を象徴する装飾品、武器、さらには治療薬としても使っていたということですし、死者の霊が無事に来世に辿り着くように、との願いを込めて、死者を墓に安置するときの副葬品としても用いていたようです。
日本でもその昔、石や岩は神霊の宿る標識とみなされ、翡翠(ひすい)や瑪瑙(めのう)などで作られた勾玉(まがたま)は権力の象徴や護符として用いられていました。
近年、パワーストーンの効果に注目が集まるようになったのは、水晶(すいしょう)による癒しの効果がアメリカで広まったことに始まったようです。
1980年代後期から1990年代前期にかけて、日本にもパワーストーンの効果についての話題が伝わり、パワーストーンブームが起こりました。
現在でも、スポーツ選手などの著名人がパワーストーンを身につけていたり、テレビ番組や書籍が影響したりして、パワーストーンの力は広く信じられています。
最近では、ヨーロッパ諸国を中心に、石の持つエネルギーを利用して人間を取り巻くエネルギーの波動を整え、心と体の調子を整えようとする代替医療の研究も盛んに行われているということです。
ところで、「パワーストーン」という言葉は和製英語です。
日本で「パワーストーン」と呼ばれる石は、英語では水晶を意味するCrystalや宝石一般を意味するGemstoneと言われています。
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