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民族音楽の楽器を演奏するには-ケーナ

ラテンアメリカの民俗音楽を総称して「フォルクローレ」というのはご存知かと思います。
アンデスやチリなどラテンアメリカ各地の音楽ですが、地方によっては更に黒人音楽的要素も加わっているものもありますが、元はスペイン系の伝統音楽がベースなっています。
ひとつの音楽として確立したのは1950年頃と言われていますので、比較的新しい民族音楽といえるでしょう。
フォルクローレでは「ケーナ」という笛がインカ時代から使われており、現在知られている最も古い楽器の1つでもあるようです。
ケーナはペルーや、ボリビア、エクアドル、アルゼンチンだけではなく、その神秘的な音色は世界中で愛され演奏されている楽器ですので、その音色を聞かれた方も多いと思います。
そんな中で、現在ではケーナの本場はボリビアだということです。
また、俳優の田中健さんはケーナ奏者としても有名ですよね。
入門DVDも出版されています。

DVD VIDEO-206 田中健の ケーナ入門~風の歌がきこえる~

民族音楽「フォルクローレ」、楽器の「ケーナ」は、なかなか馴染みがわきませんが、「コンドルは飛んでいく」という曲なら、ご存知の方も多いことでしょう。
「ケーナ」という言葉は発音も中々いい感じなので、どんな意味があるのか調べてみましたらインカ時代のケチュア語で、楽器から出る音を真似た「que(け)」と音を出す動作を表す「najj(な)」からこう呼ばれるようになったということです。
古代のケーナは竹や葦で作られることが多く、その他コンドル、ペリカン、鹿の脛骨、そして時には人間の脚の骨も用いられましたが、時代の移り変わりとともに金属、石、素焼き、ひょうたんを細長く変形させたものなど色々なものが素材として用いられるようになったようです。
古代のケーナは7~8センチのものから48~50センチのものまで様々で、前面に3~7個、そして後ろ側には1個の指穴を持つものが多く、また、後ろには穴があいていないものもあります。
ケーナを習ってみようとお考えの方もいらっしゃるのではないかと思い、ケーナの価格を調べてみました。
7000円台からあるようですが、もっと安いものもあるかもしれません。
しかし、ギターなどでもそうですが、安い楽器は耐久性に不安があったり、なにより音程が正確でないというものも多くなります。
初心者だから安いもので、というのではなく中間の価格のものを買うのが演奏のしやすさなどから間違いのない選択だと思います。

ケーナの販売サイト
アンデス工房 -民族楽器(ケーナ)
フォルクローレ南米民族楽器専門店カサ・デ・ラ・パパ

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