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2008年10月

打楽器の演奏も楽しいものです*カホン*

「カホン」という楽器をご存知でしょうか?
カホン(Cajon)とはスペイン語で箱を意味する言葉で、文字どおり空洞の直方体の形をしています。
そして、「カホン」を演奏する時には上にまたがって叩きます。
「カホン」の叩く側面の対面にあたる側には丸い穴(サウンドホール)が空けられていて、その裏には弦や鈴などが取り付けられていて、叩くと振動で鳴るようになっています。
「カホン」は本来は木製の打楽器ですが、段ボールでも作ることができるため、「カホン」を自作する方もいらっしゃるようですl。
「カホン」の特色としては、叩く場所によって色んな音が得られることで、「カホン」の中央部分を叩くとバスドラムのような低音、「カホン」の端を叩くと閉じたハイハットのような音、「カホン」の弦の張られたサウンドホール側を叩くとスネアドラムのような音がします。
元々はキューバの音楽ルンバの演奏に使用さていたものですが、ジャズミュージシャンなどとも演奏をともにすることがある、スペインの有名なフラメンコギタリスト、パコ・デ・ルシアがフラメンコの演奏に使用したので、今ではフラメンコの楽器として認識されてもいるようです。
また、1つの楽器で色んなサウンドを生み出すことから、現在ではストリートミュージシャンなどにも広まってきているようです。

【ジャンベとカホンの参考書籍のご紹介】

大人の楽器生活 カホン、ジャンベの嗜み
新進パーカッショニストの仙道さおりさんが、DVDでカホンとジャンベについて、構造・奏法や魅力について、また、ドラムの基礎奏法でもあるルーディメンツをカホンで各種実演して解説されています。
1週間で叩けるカホン初級編
課題曲のリベルタンゴ、初心者代表としてボーカルのTNe(ティネ)さんが1週間で8つのリズムパターンを習得して課題曲に挑戦しています。
3方向から3テンポで収録された各リズムパターン練習用映像で、一緒にDVDをプレイしながら練習できます。
ドラムスのフレーズと世界のリズムをたたこう カホン&ジャンベ
カホンとジャンベの基本的な叩き方を写真と、マイナスワンが収録された付属CDでわかりやすく解説した本です。
主な内容は、ベース・トーン、オープン・トーン、ハイ・トーン、カホンとジャンベのリズム・トレーニング、ドラムスのリズムをカホンとジャンベでたたく、世界のリズムをカホンとジャンベでたたく、カホンとジャンベの特殊奏法、カホン&ジャンベと他のパーカションをいっしょにたたく、カホンとジャンベのアンサンブル等となっています。

打楽器の演奏も楽しいものです*ジャンベ*

「ジャンベ」というのはアフリカの打楽器のことで、主にマリンケ族やバンバラ族などギニア共和国を含む西アフリカに住む民族の伝統打楽器です。
「ジェンベ」とも「ジンベ」とも呼ばれています。
胴体は深く木をくりぬいて、主に山羊の皮が張られている片面太鼓です。
胴の上部は丸みをおびて、中央がくびれたゴブレット形をしています。
胴体には様々な模様、装飾がほどこしてあり、アフリカの代表的な民族楽器としてだけでなく、インテリア装飾品として置かれていたり、民族家具や輸入雑貨店などでよく目にする楽器でもあります。
「ジャンベ」は深い低音とともに非常に高い音を出すことができ、また、1つの打面で3つの音を出せる打楽器で、気温が高く乾燥した環境で、よりよい音が出せるといわれています。
現在ではパーカッション楽器として世界的に人気の高い打楽器のひとつで、コンガやスティールドラムと並び、年々愛好者が増えてい傾向にあるそうです。
「ジャンベ」は古くから人や自然とコミュニケーションをするための楽器として使われてきました。
演奏も地域の祭りや儀式に使われるためで、「ジャンベ」のリズムや共に踊られるダンスにもそれぞれ意味があり、演奏される目的や場所、時刻も限定され楽曲も決まっているのだそうです。
例えば、祭司階級をたたえるリズム、強く勇敢な男たちをたたえて演奏されるリズムなどがその代表的なものです。
畑を耕すときにも演奏されるのだそうで、生活にも密着した楽器といえるようです。

もう一度楽器にチャレンジするためのサイト

ギターが大好きなあなただけにお伝えします


面白いサイトを見つけました。
その名も『 楽器挫折者救済アットマークサイト』で、部屋の片隅にあるほこりをかぶった楽器を救済するというコンセプトのサイトです。
そして、毎月楽器挫折者救済合宿というのを開催していて、3日間のの合宿期間で楽器が初めての方でも必ず弾けるようになることを目的としているそうです。
そのために、一般の楽器教室よりは厳しいレッスンになるようですが、最初からバンド形式での練習ということで、これは中々楽しいのではないでしょうか。
ギター、キーボード、ベース、ドラムスなど集まったメンバーによってバンドの数と課題曲が決まるようです。
更に、課題曲が難しければ途中でアレンジを弾きやすいように変えたり、逆にレベルが高ければこったアレンジに変更したりと木目細かに対応するそうです。
何といっても合宿というのが面白そうですよね。
各地から集まった年齢、性別もバラバラのメンバーで練習と合宿というと、気分は学生時代に戻りそうで、これまた楽しそうです。
こちらで毎年のに合宿の様子が紹介されていますのでご覧になってみてください。


楽譜が読めない初心者が30日でピアノを弾けた!

民族音楽の楽器を演奏するには-ケーナ

ラテンアメリカの民俗音楽を総称して「フォルクローレ」というのはご存知かと思います。
アンデスやチリなどラテンアメリカ各地の音楽ですが、地方によっては更に黒人音楽的要素も加わっているものもありますが、元はスペイン系の伝統音楽がベースなっています。
ひとつの音楽として確立したのは1950年頃と言われていますので、比較的新しい民族音楽といえるでしょう。
フォルクローレでは「ケーナ」という笛がインカ時代から使われており、現在知られている最も古い楽器の1つでもあるようです。
ケーナはペルーや、ボリビア、エクアドル、アルゼンチンだけではなく、その神秘的な音色は世界中で愛され演奏されている楽器ですので、その音色を聞かれた方も多いと思います。
そんな中で、現在ではケーナの本場はボリビアだということです。
また、俳優の田中健さんはケーナ奏者としても有名ですよね。
入門DVDも出版されています。

DVD VIDEO-206 田中健の ケーナ入門~風の歌がきこえる~

民族音楽「フォルクローレ」、楽器の「ケーナ」は、なかなか馴染みがわきませんが、「コンドルは飛んでいく」という曲なら、ご存知の方も多いことでしょう。
「ケーナ」という言葉は発音も中々いい感じなので、どんな意味があるのか調べてみましたらインカ時代のケチュア語で、楽器から出る音を真似た「que(け)」と音を出す動作を表す「najj(な)」からこう呼ばれるようになったということです。
古代のケーナは竹や葦で作られることが多く、その他コンドル、ペリカン、鹿の脛骨、そして時には人間の脚の骨も用いられましたが、時代の移り変わりとともに金属、石、素焼き、ひょうたんを細長く変形させたものなど色々なものが素材として用いられるようになったようです。
古代のケーナは7~8センチのものから48~50センチのものまで様々で、前面に3~7個、そして後ろ側には1個の指穴を持つものが多く、また、後ろには穴があいていないものもあります。
ケーナを習ってみようとお考えの方もいらっしゃるのではないかと思い、ケーナの価格を調べてみました。
7000円台からあるようですが、もっと安いものもあるかもしれません。
しかし、ギターなどでもそうですが、安い楽器は耐久性に不安があったり、なにより音程が正確でないというものも多くなります。
初心者だから安いもので、というのではなく中間の価格のものを買うのが演奏のしやすさなどから間違いのない選択だと思います。

ケーナの販売サイト
アンデス工房 -民族楽器(ケーナ)
フォルクローレ南米民族楽器専門店カサ・デ・ラ・パパ

ヒーリング効果もあるガムラン音楽はいかがでしょうか?

「民族音楽」の詩の内容や、曲のメロディは一般に簡素で、素朴であるのが特徴です。
主に支配者や神々に奉上される地域の祭りや、労働の際に歌われる伝統的音楽ですが、それ以外にも「子供の音楽」「遊戯の音楽」「子守唄」「恋愛や結婚に関するもの」「戦争や軍事に関するもの」「労働や商売に関するもの」「物語のもの」「ダンスに関するもの」と、内容も様々です。
そんな中で、インドネシア、バリ島の「ガムランミュージック」は、日本で言えば純邦楽にあたるような古典芸能で、宮廷を中心に発達した、ゆったりとした演奏が特徴となっています。
ガムランとは「ガムル(たたく、つかむ、あやつる)」という動詞の名詞形で、その名の通り、叩(たた)いて音を出す金属打楽器のことです。
バリ島に行かれたことのある方は、ホテルやレストランなどで耳にした事のあるガムランの音色は緩やかでのんびりと体に響き、癒される音色だとおっしゃいます。
ガムランの音色にはα派を放出させる高周波が流れているという実験結果もあって、科学的にもリラクッス効果があることが立証されているそうです。
ガムランボールは、軽く振ると「シャララン」と不思議な音を奏でます。
また、100人もの肉声による「ケチャ」といわれる呪術的踊りを伴う男性コーラスや、「スマル・プグリンガン」と呼ばれる竹笛を青銅製に転用したもの、などなど静かに、時に激しく奏でられる「ガムランミュージック」には、ヒーリング効果もありその音が持つパワーに圧倒されます。

民族音楽を聞いてみませんか?

「民族音楽」とは、その土地に住んでいる人たちが独自に創造し、伝承してきた音楽のことです。
別の言葉として「民俗音楽」という呼び方もあります。
「民族音楽」とは元々ヨーロッパの国々から見て植民地の音楽のことを、他民族の音楽という意味合いで「民族音楽」と呼んだのが始まりのようです。
一方、「民俗音楽」の「民俗」とは、風俗、習慣、伝説、民話、歌謡など古くから人々の間で民間で伝承されてきたものを表す言葉のようなので、「民俗音楽」とは伝承歌、ヨーロッパのバラッド、日本ならフォークソングに近いような気がします。
いずれにしても、これらの音楽は詩の内容や、曲のメロディは一般に簡素で、素朴です。
主に支配者や神々に奉上される地域の祭りや、労働の際に歌われる伝統的音楽ですが、それ以外の種類では「子供の音楽」「遊戯の音楽」「子守唄」「恋愛や結婚に関するもの」「戦争や軍事に関するもの」「労働や商売に関するもの」「物語のもの」「ダンスに関するもの」と、いうように多種多様にわたる、生活に密着した内容になっています。
ヨーロッパ音楽、ラテン音楽もそうですが、日本の民謡も「民族音楽」のひとつで、その他にも長唄、吟詠、能楽、邦楽、尺八、津軽三味線や和太鼓も「民族音楽」とよばれるものに含まれるのです。
「民謡」というのは、民衆の歌謡、民間の俗謡、庶民の集団生活の場で生まれ、生活感情や地域性などを反映した、民族が自分たちのものとして広く長く歌っている歌曲ということです。
これは民族(各国や各地域)の重要な文化財でもあるという考え方から、「民謡」も立派な「民族音楽」といるでしょう。
古典化しているものから、西洋音楽や周辺民族の音楽の影響を受けながら、現在でも大衆音楽として支持されているものもあります。
「民族音楽」は一般にイメージされる伝統文化・民俗文化に限らず、都市文化やサブカルチャーも含め、色々な要素を採り入れながら多様化してきた最近の「民族音楽」として、レゲエ、サルサ、ボサノバ、タンゴなどがありますよね。
これらの「民族音楽」は世界的普遍な音楽として広まっていて、ワールドミュージックと呼ばれ注目された時期もありました。

ペンタックスからAPS-C最小モデルとなるデジタル一眼レフカメラ

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ペンタックスからもデジタル一眼レフカメラが新発売されます。
10月下旬発売の「K-m」(ケーエム)は、APS-Cモデルとしては世界最小の約122.5×67.5×91.5mm(WDH)となっています。
レンズを含まない本体のみの重量は、約525gです。
モデルの位置づけとしては、現行の「K20D」「K200D」の下にくるエントリーモデルとなります。

主な特徴としては、

1.ボディ内手ブレ補正
2.ゴミ対策としてDR(Dust Removal)搭載
3.約23万ドットの2.7型液晶モニター(視野角170度)
4.電源は単3電池4本
5.APS-Cサイズ相当(有効1,020万画素)の撮像素子

等となっています。
詳細は、PEXTAXのK-mの製品情報をご覧下さい。

知り合い(年上)の方は50の手習いでサックス

私の知り合いの男性は、50歳になられた頃「50の手習いだ」と、アルトサックスを始められました。
最初はアルトだったのですが、ジャズの好きな方で「やっぱりジャズはテナーに限る」とテナーサックスも買われました。
で、バリバリにジャズを演奏されているのかと思うと、近くの街などのサークルで演歌を演奏されているそうです。
私は「そろそろサングラスをかけてジャズバンド結成でしょ?」と冷やかすんですが、本人がおっしゃるには、そんな夢もいいけどまずは演奏を楽しめること、とおっしゃって時間があれば車で1時間以上かかるところでも演奏できる仲間のいるところへ出かけていらっしゃるようで、楽器を弾くことで仲間できて行動範囲も広がるということになったようです。

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